#4スキー: 富良野スキー場 2歳10ヵ月 ”スキー滑走デビュー”

子連れスキー

ジュニアにとって2回目のシーズンは北海道で始まりました。

そして、この時がジュニアのスキー滑走デビューとなりました。

前シーズンでは抱っこスキーや雪遊びが主体だったジュニア。

極寒・吹雪の富良野で初めてスキー板を履いたジュニアは、どのような反応を示すでしょうか?

スキー場データ

No.4 富良野スキー場
エリア:北海道富良野市
コース数:28(初級40%)
ナイター営業:1630~1930(春スキー期間はナイター営業なし)
子供対応:◎(初心者レッスンゾーン(スノーエスカレーター付き、入場料無料)、わくわくファミリースノーランド(入場料無料))
安全性:〇
リフト券

  大人 子ども
(小学生以下)
シニア
(60歳以上)
利用可能時間
1日券
(平日・土日祝)
6500円 無料 5900円 8:30~1930

子どもレンタル:スキーセット3800円(ブーツ15㎝~、スキー板70㎝~)、ウェア4100円(90㎝~)
アクセス:駐車場2430台(無料)/ふらのバス「ラベンダー号」にて旭川空港より1時間20分、富良野駅より20分
その他オープン当初はコース数が限定されているため、要確認
 *2023年3月現在。情報は最新のものを確認してください。

12月中旬の富良野スキー場は各種制限あり

富良野スキー場は、例年11月下旬にオープンすることが多く、比較的早い段階からスキーが楽しめます。しかし、我々が訪れた12月中旬では全体の左半分を占める「富良野ゾーン」のさらに3コースしかオープンしておらず、16時までしかリフトは運行しないという状況でした。それでも、リフト券価格は据え置きです。さらに、とある高校のスキー教室の日程と重なり、リフトはかなり混んでいるという状態でした。

アフタースキーでも注意が必要です。富良野スキー場に隣接する「ニングルテラス」は、「北の国から」の脚本家であり作家でもある倉本聰氏がプロデュースしたとても雰囲気のあるエリアであり、オリジナル作品を手作りする様々な工房やカフェなど15棟のログハウスが連なっています。このニングルテラスも、繁忙期ではないためか、半分以上の店舗が閉店している状態でした。

さらに、ニングルテラスと隣接して「ふらの歓寒村」というイルミネーションで彩られたエリアがあります。ここでは、夜までバナナボートやスーパースノーチュービングを楽しめます。こちらは12月下旬からオープンということで、我々が訪れた時期にはやっておりませんでした…

ゲレンデや各施設のオープン状況は、その年によって異なります。12月中に富良野を訪れようとする方はお気を付けください!

ジュニアのスキーデビュー

12月中旬のある日、我々は旭川空港に降り立ちました。ジュニアはCAさんにちやほやしてもらい、飛行機のおもちゃをもらってホクホクです。ここからレンタカーを借り、富良野へと向かいます。

今回の宿泊先は、「ウェルカムベビーのお宿」に指定されており、富良野スキー場「北の峰エリア」からほど近い「ナトゥールヴァルト富良野」です。幼児連れには嬉しい、以下の特徴があります。小さい子連れで、富良野でスキーを楽しもうというご家族にとって最適なホテルの一つだと言えるでしょう。

  • おむつ(1日3枚まで)・ブロックミルク・バンボ・踏み台・お子様用歯ブラシ、スリッパ、作務衣、ベビーソープ、哺乳瓶の洗浄器などがレンタル可能
  • ビュッフェ会場で、子どもの高さに合わせた特設コーナーがある。
  • 「富良野広場」では無料のお菓子、コーヒーを頂きながら富良野の観光情報が閲覧可能。暖炉ではマシュマロが焼けます。
  • 「アソビバ」という広いキッズスペースがあり、ボールプールやアスレチック、滑り台で遊べる。さらに、お菓子バイキング、ドリンクバーのサービスあり
  • レンタル自転車・レンタルベビーカーのサービスあり
  • スキーレンタル、スキーロッカー、配送サービスあり

チェックインまでにはまだ時間があるので、事前に送ってあったスキー一式を受け取り、不要な荷物を預け、更衣室を借りて着替えます。

富良野スキー場につき、さあジュニアのスキーデビューです。試着を除き、初めて履くスキーブーツにためらいなく足を入れ、板に乗りました。全く迷いがありません。知り合いのお子さんが、初めてのスキー場でスキーブーツを履かせようとしたら全力で抵抗されたという話を聞きましたが、ジュニアの場合は家で何度か試し履きしていたことや、これまでスキー場で皆がスキー板を付けるのを何度も見てきたことが奏功したのでしょうか。

リフトに乗ります。抱っこではなく、自分で座るのはジュニアにとって初めてです。そして、私の両足の間に挟み、いざ滑走!最初こそぎこちなかったものの、すぐに声をあげて楽しそうに笑っていました。わざと新雪の中に突っ込んだりすると大喜びです。初めてのスキーはどうなることかと思いましたが、すんなりと乗って滑ることができて安心しました。

自分で滑ってみるジュニア

2日目の富良野スキー場へ。今日も3コースしか開いていないにもかかわらず、ゴンドラは30分待ちです。山頂はマイナス10℃ほどでしょうか、外には粉雪が舞っていました。

ジュニアは意気揚々とスキーを履き、前に進もうとペンギンのようにぴょこぴょこ跳ねています。

今日は一人で滑るのに挑戦してみます。まず私がバッグボーゲンの態勢を取ってジュニアに向き合い、1~2mほど下に降ります。そしてジュニアに飛び込んでくるよう促すと、大笑いしながら私の胸に突っ込んできました。これを何回も繰り返して遊びました。

腰は引けても満面の笑み
次第に腰が引けることもなくなりました。

それにしても寒い!ジュニアの体が冷えぬよう、1回滑ったらレストハウスで休憩します。再度滑り、リフトで眠ってしまうジュニア。そして再度休憩…

午後は風や雪もおさまり、かなり快適になりました。ジュニアは恐怖心がかなり薄れたようで、「ちいさくなる」と言ってスキーの上にしゃがみ込み、一丁前に滑ってみせました。止まることができずに転んでしまいましたが、泣いたり、めげたりする様子はありません。まだ3歳にもならないジュニアが自分で滑ろうと挑戦したことには感動を禁じえませんでした

その後も、短い距離を滑っては私の懐に飛び込んでくるというのを何度も繰り返して遊びました。距離はだんだんと伸び、最後の方は4~5mの距離を結構なスピードで滑っていました。ゲレンデに、ジュニアの楽しそうな声が響きわたります。ジュニアは何度滑っても楽しいようで、結局ゴンドラの最終便に乗りました。我々が滑るペースは遅いので、最後のゲレンデを点検するためのパトロールさんたちが我々の少し後ろをついてくる形となりました。パトロールさんたちはせかすこともなく、声を上げて笑いながら滑るジュニアをずっと温かく見守って頂きました。下にたどり着くまで、ジュニアの笑い声は絶えることはありませんでした。この日のことは強く印象に残っています。色々と迷いましたが、家族でスキーを始めて本当によかったなと思いました。

滑りながら冬眠
リフトで冬眠

訪れた場所

フラノデリス

富良野スキー場の近くにある「フラノデリス」というお菓子屋があります。こちらはカフェが併設されており、割ると中から温かいクリームが出てくるホットビスケットがおすすめです。また、ルタオで有名なドゥーブルフロマージュは、こちらのお店のシェフが考案したという説もあり(出典未確認)、店頭で買い求めることができます。

ホットビスケット「ショコラ」。公式サイトより転載。

麦秋

ホテルナトゥールヴァルトからほど近い位置にある「麦秋 (ばくしゅう)」もおすすめです。ピザやカレー、ハンバーグといったメニューが美味しく、地元の方が多く訪れていました。店内がガラス張りで解放感があります。

フラノマルシェ

お土産やお買い物には、「フラノマルシェ」を。こちらは、公式サイトの言葉を借りると、「通過型の『道の駅』ではなく、富良野ならではの『食文化』を通して老若男女が楽しく集い交流する『まちの縁側』」がコンセプトだそうです。観光地として栄える一方、富良野市街地は衰退が続いていた中で危機感を覚えた地元の「素人オヤジ」たちが一丸となって立ち上げたというストーリーがあります。富良野の物産に工芸品、農産物に加え、地元で人気のお店がそろっています。

やぎカフェ

やぎカフェ」は名前の持つイメージとは異なり、ドメーヌレゾンというワイナリーが経営する瀟洒な雰囲気のカフェ・レストランです。ワイナリーで作られたワインを購入したり、同産食材をふんだんに使った料理を比較的リーズナブルな価格で楽しめます。

洋食とCafe じゅんぺい

じゅんぺい」は、美瑛の住人御用達の洋食店。いつも地元の人たちや観光客でにぎわっています。海老丼やメンチカツなどが美味

フェルム ラ・テール

フェルム ラ・テール」はコレド室町にも店舗を持つ、美瑛本店のお菓子屋さんです。スウィーツやパンの購入、レストランでの食事ができます。広大な敷地にはちょっとしたトレッキングコースが設定されているので、歩いてみるのもいいかもしれません。また、小高い丘の上にあるので、夕日は絶景です。

「フェルム ラ・テール」の庭にて

白金青い池

続いては富良野駅から車で40分ほど、美瑛にある「白金青い池」です。夏は美瑛ブルーと呼ばれる深い青の水をたたえ、冬は凍結した湖面と立ち枯れたカラマツがライトアップされ幻想的な風景を作り上げます。あまりに寒かったため、5分で撤退

幻想的な「青い池」

レジャーガイド遊び屋 Asobiya

レジャーガイド遊び屋 Asobiya」では、冬の間はスノーモービルに乗ることができます。ジュニアは、スキー場で初めて見たスノーモービルにぞっこんになり、たいそう乗りたそうなので体験的に乗ってみることにしました。我々が利用したのは「3㎞周回コース」で、敷地内のコースを周回するというものでしたが、富良野周辺の林道や雪原コースを走る「10㎞コース」、「30㎞コース」、「1日コース」というのもあるようです。スノーモービルは、幼児の搭乗を認めない企画会社が多い中、こちらは敷地内コースならば乗せてくれました。ほかにも、スノーラフティングやチュービング、熱気球など様々なアクティビティを企画していますが、幼児は年齢制限があります。

ニングルテラス

富良野スキー場に併設されている、15棟のコテージからなる地区です。地元の工芸品や、カフェなどが立ち並んでいます。我々が訪れた12月中旬では、半分ほどしかオープンしていませんでしたが、ライトアップされてとても雰囲気を感じました。

ニングルテラス

ジュニアのスキーデビューを終えて

今回、ジュニアは初めて自分で板を履いて滑り、楽しめたことが何よりの収穫でした。予想以上の低温、ちょっとした吹雪など、ジュニアにとってつらい状況もあったとは思いますが、それらも含めて体験できたことは良かったのかなと思います。

東京に戻ってからしばらくして、ジュニアが「またひこうきにのって(北海道に行って)スキーしたい!」と言っているのを聞いて、富良野に行って良かったなと感じました。

ただ、子ども連れで飛行機に乗ってスキーに行くというのは日程的、労力的、財政的にも色々と負担なので、しばらくは関東近辺で我々にとってちょうどよい具合のスキー場を探したいと思います。

記事をご覧いただきありがとうございました。