初キャンプ: 黒坂オートキャンプ場 2歳5ヵ月 “森の中の大冒険”

子連れキャンプ

初キャンプです!

これまで訓練での野営・野宿は幾度となく経験してきた私ですが、いわゆるキャンプは子供の頃以来です。

想像以上に楽しく、ジュニアと一緒に満喫してしまいました。

キャンプ場データ

No.1 黒坂オートキャンプ場
エリア:山梨県笛吹市境川町
管理体制:〇(管理人常駐)
プライベート感:△(隣接サイトとの距離は遠くなく、音・光の影響を受ける)
ごみ捨て:△(生ゴミ、灰のみ可、その他持ち帰り
入浴施設:なし(「寺尾の湯」まで車で約10分、21時営業終了)
買物スポット:「セルバ 笛吹境川店」まで車で約10分
雰囲気:◎(秩序あり)
その他梅雨明け〜お盆にかけて場内でクワガタが取れる。クヌギやコナラの木に囲まれた「クワガタサイト」があり、またスタッフが「クワガタガイド」として取り方を指南してくれる。また、例年7月は笛吹市内各所で旬を迎えた桃が販売されており、場内で丸かじりして食べるとおいしい。7月中旬にはフルーツ公園で桃フェスタが開催され、子供向けのイベントなど多数開催されるのであわせて訪れるのもあり。

必要なギアの調達

キャンプをするにあたり、ギアを調達しなければなりません。ここで私を大いに悩ませたのが、我が家の限られた収納スペースです。マンション住まいの我々にとって、大きなキャンプ道具を格納できるような広い空間はありません。かといって、貸倉庫というのも考えづらい。よって、キャンプギアを調達するにあたっては、なるべく「軽くて小さいもの」を「必要最小限」買いそろえるというのが絶対条件となりました。

何回かのキャンプを経て、最終的に揃えたギアについては下記の記事をご覧ください。子どもがいてもコンパクトなキャンプを志向したいという方は参考にしていただければ幸いです。

初キャンプはゲリラ豪雨

小仏トンネルの渋滞を避けるため5時に出発。1時間半ほどで河口湖に到着し、その足でトーマスランドへ。ジュニアも小さな子の例にもれずトーマスが大好きですが、実物大のトーマスが目を動かすのには恐怖を覚えたようで、必死にしがみついてきました。

トーマスランドを後にし、笛吹へと移動。桃のシーズンを迎えているため、道中に多くの直売所が開かれて旬を迎えた桃を売っていました。笛吹市内に入ると、街全体から桃の香りがするかのような印象を覚えます。

セルバ笛吹境川店」で食材などを買い出ししていると、みるみる空が暗くなり、激しい雨と落雷が。雨雲レーダーを見ると、数十分で笛吹市を通過するようなので、しばらく車内で待機してからキャンプ場に向かうことにしました。雷鳴轟く中爆睡するジュニア

幸い、20分ほどで雨が上がったので本日宿泊する黒坂オートキャンプ場へ。受付を済ませ、サイトの位置を確認し、車を停めます。クヌギやコナラに囲まれた場内は、先程のゲリラ豪雨のせいかむせ返るような強い木の香りで満ちていました。決して不快ではなく、深呼吸して胸の奥まで吸い込みたくなるような、そんな新鮮な香りでした。

初めてとなるテントとタープの設営。特に難しい所はなかったのですが、どちら向きにするかといったレイアウトや、テントとタープの連結要領に悩みました。このあたりは、キャンプ経験がものを言いそうですね。ジュニアは新品のテントに入って大はしゃぎ

初展張は試行錯誤してこんな感じになりました。

車で10分ほどの「寺尾の湯」で入浴を済ませ、サイトに戻って食事の準備です。こちらも初使用となる焚き火台を組み立て、100均の網を乗せてBBQ。火の勢いを調整するのにてこずったり、焼き網が小さくて難儀しましたが、ジュニアはソーセージや焼き肉、とうもろこしを美味しそうに食べていました。調理に割く余力がないため、ご飯など炭水化物はなし。妻は焚火の周りではしゃぐジュニアを注視するので精一杯です。

一日はしゃぎまくっていたジュニアでしたが、さすがに疲れたのか、眠そうに「ねんねする」と言ってきました。自分から眠たいというのは初めてです。テントで寝袋の上で寝かしつけるとすぐに寝入ってしまいました。

ジュニアの大冒険

5時過ぎ、すさまじいひぐらしの声で起床。ジュニアはひぐらしの大合唱の中、7時頃まで眠り続けました。子どもってすごい

起きた後、昨日買った桃を探し出し、まるかじりするジュニア。しかし、食べている途中で落としてしまいます。失ってしまったものの大きさに動揺し、さめざめと泣くジュニア。幸い桃は箱買いしてあったので、新しい桃をあげると嬉しそうにかぶりつきました。落ちた桃は軽く洗って私が頂きました。本当に甘くてジューシーで、何個でも食べられます。もう1箱買って帰りたいくらいでした。

朝食を済ませた後、ジュニアは先陣を切って歩きだしました。きっと彼の眼には、森の中のキャンプ場は密林も同然で、抑えることのできない冒険心に駆られているのでしょう。キャンプ場の奥深くに踏み入り、恐る恐る沢に下って、渓流が流れているのを発見。当初はその冷たさに驚愕するも、徐々に慣れて大胆になり、靴がびしょぬれになるにも厭わずに沢を逆流していきます。その先からは、何やら香ばしいにおいが。慎重にのぞいてみると、荒々しい炎で肉の塊を焼いている謎の蛮族が!(沢を超えたサイトで焚火をするご家族です。)ジュニアにとっては、きっとそんな大冒険が繰り広げられていたのだとおもいます。

密林の大冒険

チェックアウト後、車で約30分ほどの笛吹フルーツ公園へと向かいます。車内で眠ってしまったジュニアを抱っこして公園内に入り、そのまま芝生に寝転がります。ジュニアは一度起きたものの、私の胸の上に顔を乗せてそのまま寝入ってしまいました。気温は高いですが、ほどよく風が吹いていてなんとも気持ちがいい。フルーツ公園では桃フェスタが開催されており、桃の香りがあふれていました。

フルーツ公園を後にして、車で5分ほどのほったらかし温泉へ。ジュニアは赤く染まっていく甲府の街並みを背景に、露天風呂を楽しそうにあっちこっちを歩き回り、結局1時間以上も風呂に入っていました。

楽しかった初キャンプ

やはり子どもにとってキャンプは特別な体験であり、ジュニアは体力が尽きるまで一日中はしゃぎまわっていました。森の中で過ごす一夜、焚火の揺らぎ、火で作るごはん。ジュニアの眼には全てが目新しく、輝かしく映ったことでしょう。そしてそれは、我々大人にとっても同じでした。焚火を見守りながらビールを飲み、他愛もない話をする。それだけでこんなに楽しいとは、思いもよらないことでした

子どもも大人も楽しめるのがキャンプ。言葉としては知っていましたが、今回の体験でその意味を初めて理解することができました。大人と子どもが同じことをして、その楽しさを共有できる遊びは中々ありません。家族で楽しみを共有する。この点において、キャンプは最高の遊びの一つだと言えるかもしれません。