こどもの国 2歳10ヵ月 ”まさに子どものための王国”

子連れレジャー

ジュニアと横浜市青葉区にある「こどもの国」に行ってきました。

週末で大勢の人が訪れているにもかかわらず、広大な敷地のためか広々と楽しめます。

中には牧場あり、動物園あり、公園あり、乗り物あり、遊具ありと、まさに「こどものための王国」です。

1日ではとても遊びきれないほどの広さであるため、1回の来訪で訪れる場所を絞って、コンパクトに回れるような工夫をするのが良いかと思います。

本記事では、2~3歳くらいの幼児と回った一例を紹介します。

遊び場データ

No. 3 こどもの国
エリア:神奈川県横浜市青葉区
料金

  大人
高校生
中学生
小学生
3歳以上 2歳以下
入園料 600円 200円 100円 無料

アクティビティ:「じてんしゃのりば」の各種乗り物1回大人・高校生:200円、子ども(3歳~中学生):100円/「ボート乗り場」サイクルボート1隻:700円(2人乗り)、ローボート1隻: 500円(3人乗り)/ミニSL「たいよう号」1人300円(3歳以上一律、1周1回)/園内バス「あかポッポ号」1人300円(3歳以上一律、1周1回)/こども乗馬1回400円・親子乗馬1回800円など
アクセス:こどもの国線「こどもの国」駅から徒歩3分/小田急線「鶴川」駅より小田急バス「奈良北団地」行(鶴07系統)で約15分/正面駐車場(820台収容、開場:8:30~、1回1000円)、その他混雑状況に応じ臨時駐車場が牧場口に開設
その他:動物との接する機会が多いので汚れても良い服装が望ましいです。

早めの出発を

車で行く場合、国道246号線からこどもの国に向かう県道139号線の渋滞が必至なため、駐車場の入場時間に合わせていくよりも、少し早めに行った方が正解です。

無事に駐車場に入れましたら、こどもの国駅に隣接するコンビニで飲み物やお菓子、お昼ご飯などを購入し、入場します。こどもの国内に売店は7店ありますが、うち4点は季節営業であるうえ園内に点在しているため、いざ必要な時に現地で調達できるとは限りません。なので、最低限の飲み物やお菓子などは、こちらのコンビニで買っていくのが望ましいかと思います。

どのように回るか

以下の地図を見ていただくと、黄色の破線枠で囲まれた中心エリアと、それに隣接する青の破線枠で囲まれた牧場エリアがあります。2~3歳児にとって主な遊び場はこの2エリアに集約していますので、まずはこの2エリアを回ることを目標にすればよいかと思います。

回る順序ですが、まず牧場エリアに向かうことをお勧めします。というのも、牧場エリアで体験できる乗馬やエサやりなどは受付終了が閉演時間よりもかなり早く設定されており、かつ一定数の来場があった場合に終了となることがあるので、まずは来園と同時に牧場の体験系アクティビティを済ませておくのが良いかと思います。特に乗馬は人気で、午後には長蛇の列ができることもありますが、午前中は比較的空いています。大半のお子さまは、正面ゲートから入園した場合、正面に見える遊具や汽車に吸い寄せられていくためです。そのような吸引力に抵抗し、進路を右にとって牧場に向かえば、後の行動がスムーズになります。

牧場エリアを堪能した後、中央エリア下部にある㊽じてんしゃのりばや、牧場エリアに隣接する㊱キュービックランド㊲すこやか広場で遊びつつ、中央エリア西にある遊び場スポットが集約している地域に向かうのが良いでしょう。もちろん、お子様の興味に応じて、⑰110mローラーすべりだいなどに立ち寄ったりしても良いかと思います。

まずは牧場エリアへ

入場してすぐの③らくがきひろばで適度に遊び、正面に見える遊具ゾーンへの誘惑を振り払いつつ、進路を右にとって牧場エリアへと向かいます。

広大な牧場エリアではヒツジやヤギにエサやりをしたり、乗馬をしたりして楽しみましょう。夏から秋にかけてはトンボも大量に飛んでいますので、虫取り網を持ってきて捕まえるのもいいかもしれないですね。こども動物園でモルモットやウサギと触れ合い、ガチョウがガアガア鳴くのを聞いて、バードゲージをくぐって鳥たちを観察したら、中央エリアへと向かいます。

みるみる消費されていく100円玉
おうまさんに乗る。

中央エリアへと移動

中央エリアの幼児向けアトラクションは、大きく東と西に分かれます。東には㊽じてんしゃのりばや、㊱キュービックランド㊲すこやか広場が幼児の楽しめるエリアでしょう。

㊽じてんしゃのりばでは、大人:200円、子ども(3歳~中学生):100円で各種乗り物に乗ることができます。高いレールの上を走るローリングサイクルやへリサイクル、プールの上を走ることができる水陸両用車のようなチャレンジサイクルなどがあります。4歳以上ならば、ミニF1カートも乗ることができます。㊽じてんしゃのりばでは、1200円分のチケットを1000円で買うことのできる「のりもの回数券」が使用できお得です。この「のりもの回数券」は、じてんしゃのりばのほか、ボートのりば、ミニSL、園内バス共通で使用できます。

チャレンジのりもので水の上を進む。

中央エリアの右側を回ったら、散策路を通って左側のアトラクションエリアへと向かいます。途中、レンガ売店で肉まんやおにぎり、味噌汁などホットスナックを買って備え付けのベンチやテーブルで食べられます。お弁当やおにぎりなどご持参の場合には、㉑ふれあいまなび館⑬へいせいきねん館が屋根付きの施設となっているので、中で食事をとることができます。㉑ふれあいまなび館にはテーブルもあります。

中央エリアの散策路

昼食をはさんだ後は、中央エリアから少し北に足を伸ばして、⑰110mローラーすべりだいで遊ぶのもいいかもしれません。こちらは行列必至なので、待つことは覚悟しましょう。

ずっと笑顔で滑る

遊具エリアで遊び、閉園

中央エリアの西側には、遊具のあるゾーンが広がっています。まずは⑫めいろです。ジュニアは何度も何度も突入していました。壁を乗り越えたり、くぐったりとアスレチック要素もあります。

⑪なかよしひろば すくすくアイランドには、フェンスによってエリア分けされた3歳未満を対象とした遊具ゾーンと、3~6歳用、6~12歳用の遊具があります。近くには四阿やベンチもあるので、こちらで休憩をはさみつつ、小さな子を遊ばせるにはうってつけのエリアです。

⑤ゆうぐひろば タイムトラベルには、ネットやすべりだい、谷渡りなどの複合遊具「わんぱくゾーン」(6~12歳対象)と、プテラノドンを模した大きな滑り台があります。3~6歳の未就学児向けには「ちびっ子ゾーン」があります。

ちびっ子ゾーンで遊ぶちびっ子

⑥ミニSLたいよう号は、機関車を模した乗り物です。1周335mのコースを時速6km、途中踏切やトンネルを抜けて約5分かけてホームへと戻ります。

こどもの国の閉園時間は、7・8月のみ17時、その他の月は16時半なので、これらの遊具エリアで遊んでいるとあっという間に閉園時間を迎えると思います。もし時間が余ったならば、⑦園内バスあかポッポ号に乗ってみたり、正面ゲート前の③らくがきひろばで遊んだりして調整するのが良いかと思います。特に、牧場前に開設される臨時駐車場に車を停めている場合、再び牧場エリアへと移動する必要があるので、⑦園内バスあかポッポ号を利用すると移動が楽かと思います。注意点としては、この電車は満員になり次第乗ることができなくなり、特に最終便は混む傾向にあるので、早めに列に並ぶように気を付けましょう。

こどもの国は色んな遊び方ができる場所

本記事では、主に2~3歳のお子様連れでこどもの国を回る一例を紹介しました。

本記事では取り上げられなかった様々なアトラクションや遊び方がこどもの国にはあると思いますで、ぜひそれぞれの家庭にあった楽しみ方を模索してみて下さい。

一例を紹介すれば、夏にはプール冬にはアイススケートリンクが開設されるので、ここをメインに遊んでも良いでしょう。池でボートに乗ったり、BBQやキャンプも楽しむことができます。

ペグを打つことはできませんが、ポップアップ型のテントならば設置することができるエリアがありますので、そちらでのんびり過ごすのも良いかもしれません。

このように、子どもの年齢に応じて様々な過ごし方ができるのがこどもの国の魅力ですね。

是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。