うだるほど暑いある夏の日、涼を求めて北秋川渓谷に行ってきました。
有名で混雑しがちな「秋川渓谷」ではなく、その支流である「北秋川」をさらに遡上した先にある「北秋川自然休暇村」は、休日にもかかわらず閑静で子どもたちはゆっくりと川遊びを楽しめました。
秋川との分岐からさらに9㎞ほど遡上したところにあるため、渓流の水は澄んでおり、流れもゆるかやかです。
少し遠くなるけれども、混雑を避け、子どもと落ち着いて川遊びを楽しみたいという方は是非北秋川を訪れてみてはいかがでしょうか。
遊び場データ
No.2 北秋川自然休暇村
エリア:東京都西多摩郡檜原村
料金:
キャンプ1泊 | 1区画5000円 |
デイキャンプ | 600円/1人(中学生以上) 400円/1人(小学生) 未就学児は無料 |
駐車場 | 乗用車 1,200円(1泊) 800円(日帰り) |
レンタル・販売:調理器具、BBQ器材、シュラフなど各種レンタル有、薪販売あり
アクセス:圏央道あきる野ICまたは日の出ICから約30分
その他:ウォッシュレットつきの水洗トイレ、有料シャワー、ゴミ捨て場あり。
静かな渓流
「北秋川自然休暇村」はキャンプ場として運営されており、ここで川遊びをするためにはデイキャンプ使用料を払って場内に入ります。別途駐車料金がかかるため、我々が支払った額は2000円でした。
なお、オートキャンプサイトが4区画、河原サイトが4区画のほか、ロッジやバンガローに宿泊することもできるようです。
我々が訪れたのは猛暑の真夏日、皆が涼を求めて移動し、途中で通過した秋川渓谷の各所は大混雑でした。その混雑を抜け、秋川の支流である「北秋川」沿いを走る道に入ると、車の数は激減します。さらに山道を走ること約20分、目的地である「北秋川自然休暇村」に到着しました。
デイキャンプの受付・支払いを済ませ、早速河原に下りていきます。涼やかな渓流の音が聞こえます。かなり上流であるにもかかわらず、川の流れは穏やかです。真夏の太陽の光を浴びてキラキラと光るのがまぶしく、サングラスが欲しくなりました。水は清く透明で、もう少し上流ではヤマメやカジカが釣れることも。場内には絶滅危惧種に指定されているトウキョウサンショウウオが顔を出すこともあるようです。
早速、河原にタープを貼ります。場所にもよりますが、午後になるまで日陰になることはないので、タープは必須と言えるでしょう。
ジュニアは水の冷たさに驚きつつ、川底を除いてみたり、水鉄砲で遊んだりして過ごしました。
少し下流に移動すると深い箇所があり、そこでは小学生くらいの子ども達が岩から飛び込んで遊んでいました。それを面白そうに見つめるジュニア
混雑を避け、涼を求める人に最適
奥多摩の川遊びの定番と言えば秋川渓谷ですが、混雑を避けたい方、小さい子がいるのでもう少し落ち着いた場所で遊ばせたいという方は、もう少し川をさかのぼり北秋川渓谷まで足を運んでみてはいかがでしょうか。今回紹介した「北秋川自然休暇村」は、真夏の繁忙期でも静かな環境でゆっくりと川遊びをすることができます。予約の上、是非一度訪れてみてください。